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コラム#1 美容師の安定とは?
MaisonHairurawa
2024.03.16
こんにちは高雄です。
唐突ですがコラムをコツコツと書いていこうと思います!!
これから一緒に働く仲間にもシェア出来たらなぁと思い、下手な文章ですが自分の経験や思いを文章にまとめていきます。
時は遡って事、2002年東京に憧れて上京し、働いて色々感じて、浦和に出店して今に至りますが…
色々とありました。
沢山の人に出会い沢山の刺激があり、自分という人間が美容師という仕事を通して成長出来たと思います。
そんな色々と思う事を形にしたくてMAISONというサロンを立ち上げたんです。
長く働けるサロン。安心して働けるサロン。お客様と一緒に年齢を重ねていけばずっと続けていけるはず。
そんなシンプルな考えから、導き出された答えが1:1のサービスで行うマンツーマンスタイル。
長く働く事を想定した先に最終形態としてそうなっていくのであれば、最初からそうしてみよう。と。
よくTVでおばあちゃん美容師さんが現役で美容師を続けているのを見た事があるけど、そんなイメージ。
でもほとんどのサロンさんが掛け持つのが当たり前だけどMAISONは実際に1日に担当するお客様は多くても4.5名様。
都内だと20名様位は担当していたと思います。
体力の問題も年齢を重ねていけば出てくるだろうし、この業界は退職金はない業種。
好きで始めた仕事でお客様から必要とされる形が、いつか仕事を辞めるその時までにずっと成り立つのであればそれが理想なのかと。
リミットはなく必要とされる限り、好きな仕事を続けたい。
そして出来るだけ安心して働いて貰いたい。
といっちょ前にお店を立ち上げる時に考えたものです。
今思えばそう思う背景に自分の育った環境も影響していると思いました。
自分の父やパートナーのKAORIさんのご両親も公務員関係なんです。
美容師を志した際には基本的に反対されました。
今ではとても応援してくれています。
でも自分もこの歳になってくると反対する理由もよく分かってきます。
収入が不安定、退職金はないし、手先の器用さやセンス、人に喜んで貰える人材なのか?
事実40歳を越えた美容師の退職率はとても高く、色々な理由で辞めてしまう方も多いです。
ただ時代も変わり、長く働いて頑張ろうとしている人達も増えてきていると感じます。
ろくに勉強もしないし、部活と友達と遊んでばっかりで、親から見たらそんな風に見えなかっただろうし、社交的にも見えなかったと思うし、何より安定した職業についた親からしたら、不安でしかなかったと思うんですよね〜
当時はがむしゃら過ぎて何も考えてなかったし、お客様や先輩に喜んで貰えるのが嬉しかった
1つの技術を習得しながら出来る幅が広がっていくのが分かりやすい職業だし、手先の不器用な僕でも練習をすれば何とかなったのは部活とかバイトの積み重ねの経験があったのも大きいかも
また両親がそう育ててくれたのか、自分の性格なのか分かりませんが、途中で投げ出したのは勉強だけで、やりたい事は続けてこれた事もアドバンテージがありました
話しは戻りますが、公務員の親に育てられた自分と逆の道を選んだ自分ですが、サロンを立ち上げた時に雇用する立場となった時に一緒に働くスタッフをどうしたいのか?
となった時に1番は安定させてあげたい。と思ったのは自分の育った背景と、途中でリタイアする美容師を沢山見てきたからなんだと思います。
安定の捉え方は人それぞれだから、一括りにするのは難しいですけど、この仕事だと求められるのは
技術とおもてなし、センスの向上、収入、労働条件、人間関係
この5つの質を常に向上していく必要があると思います
その為にも会社を通して個々でも努力を重ねる事でベテランも若手も活躍していけるのではないでしょうか?
なんて思っていたりします
結論で言うと美容師にとっての安定とはお客様に必要とされる環境だと考えていて…
技術や人間性に合わせて、お客様から求めて貰えるから続けていける職なのが美容師だと思います
手に職だから続ける要素もありますが、年齢を重ねていくにつれ場所を問わない働き方は難しいと個人的には思っています
サロンの価格を下げたり働くエリアを広げていく必要がありますよね
僕の理想は年齢と共にお客様と一緒に歳を重ねていける環境
また年齢と共にライフステージが変わるタイミングもありますが、柔軟に応えていける。そんなサロンを目指しています
そんな環境を一緒に作れる仲間が増やしていける会社にしていきたい
と考えています
今回は安定について書いてみました
ではまたー
👋
高雄
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