人に技術を教えるという事

こんにちは高雄です。

今年に入ってからスタッフも沢山増えてKOHARUさんAYANOさんも3月からMaisonでスタイリストデビューしてから5ヶ月経過しました。

2人とも早くも沢山のリピーターのお客様が毎日ご来店下さいますので、予約表を見てご予約が増えていく様をとても嬉しく思います。

AYANOさんは前職でもスタイリストをしていたので、特別詳しく技術をアドバイスした事は入社して1ヶ月目にざっとアドバイスさせて貰った程度で、元々スキルがあるのでのびのびやって貰ってます。

KOHARUさんは約4年アシスタントの下積みがあり、Maisonでスタイリストデビューしたのですが、12月に入社して貰って、毎日の朝練と毎週火曜日の定休日に僕が出勤して朝から晩まで秘密の特訓を3ヶ月集中して頑張って貰いました(彼女は出社扱いで、休日はまた別に取って貰ってます)

前の職場で理解している部分と出来ていない部分をおさらいしながら3ヶ月みっちり頑張ってくれましたが、ベースがあるのとセンスが良い彼女なので、素直にすくすくと吸収していき特別教えていて難しいとは全く感じませんでした

ただ休みが月に2日しかないのはもうやめようと思いました笑

もう若くないなぁと確信した時でした💦

そんでもってピカピカの1年生は美容学生上がりとは言え、0ベースの状態。

僕もそうでしたが美容学生さんは国家試験の合格の為に通っている様なもので、実践で活かせる事はあまりありません。

どちらかと言うとバイトで培った経験の方が最初は大きかったりしますよね😅

話は戻りますが、0ベースの子達に教える内容ってめちゃくちゃ責任があるんです

良くも悪くも素直に吸収しますからね

現在必要な事から未来に繋がる事を考えて、無駄を省きシンプルかつ咀嚼して伝えています

これは受け売りの話しですが、尊敬している経営者の方と技術の話しをしていた時に

「うちではブローは教えていない」

という話しになり、何故か？と質問すると

昔と比べてお客様が自宅でブローをしない(どちらかと言えばアイロンやコテ)し、お客様がしない事を努力しても意味がないと考えている。

極限まで無駄を削ぎ落とす感覚というか、思い切りと勇気が必要な事だと思いました。

勇気がいると思う理由としては20年掛けて自分達が学んできたことを捨てる。という事ですから。

ただ完全に捨てる訳ではなくて、その時代その時代に必要性があるのであれば努力して習得すれば良いと。いう話しになり僕は深く納得というか共感したんですよね。

その後に会社としてカリキュラムを考えて今に至るんですが…

無駄

と思うものは切り捨てて、その分必要と思うものには時間を割く。という点はその時のお話しを聞いてからですね。

ちなみにうちはカットに1番時間を割いています。

やっぱり1番時間がかかる技術ですし、1番自信が欲しい技術ですからね。

多少個人差はありますが、1日4時間の練習でカットのカリキュラムを4ヶ月で3分の2は終わりました。

しかも…

結構上手く出来てます。ほんと。

親バカみたいなものかもしれないけど、自分が本当に良いと思う技術と要らないと思う技術を選別したものをMaisonとして一生懸命頑張って練習している子達を見ると可愛いし、応援の気持ちが凄く湧いてきます。

勿論時に厳しい事も伝える事はありますが、なんだかんだ成長が間近で見れるのは本当に楽しみですよ。

一般的に4.5年かかって習得してきた技術を2年で短縮する為には今の時代に合わせていく必要があると思います。

2人がスタイリストデビューするのが来年の大きな楽しみですね。

あ、あとKAORIさんも、もうちょっとでデビューします。本人からまたアナウンスがあると思いますので、しばしお待ち下さい！

今日は文章が長くなってしまいました💦

ではまたー

高雄

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